美容室は最初の料金設定を失敗すると地獄を見ます。
目標の客単価を逆算して料金は設定するべきです。
1.美容室の料金設定はどうやって決まっているのか
美容室の料金は店によって全然違うよね!
理由はこの5つが大半を占めます。
・施術内容と種類
提供する施術内容やサービスの種類によって料金が異なります。使用している薬剤の質などに
よって価格が変動することもあります。
・技術と経験
美容師の技術や経験が料金に影響を与えます。高度な技術や有名な美容師の指名料などが料金に含まれることがあります。
・店の立地
美容室の場所や立地条件も価格に影響します。都市部や繁華街にある美容室は一般的に料金が高めになることがあります。月のコストが高いから料金も上げなければいけないということです。
・店の雰囲気と設備店の内装
雰囲気、提供される設備も価格に影響します。高級感のある内装や最新の設備が整っている場合、料金が高くなることがあります。
・地域の競争状況
周囲の美容室との競争状況も価格に影響を与えます。同じ地域で競合する美容室の料金を考慮して設定されることがあります。
これらの要因が組み合わさって、美容室の料金が決まることが多いです。
2.異常に高い料金の美容師がいるのはなぜか
これには2つの要因があります。
・ブランディング
昨今では美容業界が価格競争になり、社会情勢も相まって低料金美容室が乱立しています。
そんな中でもSNSなどで打ち出し、ブランド化することで価値を感じ高額な料金が取れている方もいます。
・需要と供給
上記のバランスで需要のほうが爆発的に多い場合、どんどん料金が上がっていき高額になっているケースもあります。
確かにめちゃくちゃ料金高い人っているよね!
有名な方の例だと。
REDEALのはんぺんさん
KYOGOKUの京極流さん
2人とも美容師としてだけでなく、経営者としてのブランディングも凄いです!
3.出店する時の料金設定
上記の内容を考慮し、料金設定をするのですが注意事項として高い料金設定をできるのは、ブランディングできていればです。
これはご理解ください。
その上で、理想の料金設定にするためには3つのバランスをしっかり考えて値付けしてみましょう。
価値、必要性、地域値
価値はお客様がその施術をして感じる充足感。
必要性はお客様がその施術でどれだけ悩みが改善されるのか。
地域値はその施術を商圏内ではいくらでやっているのか。
価値、必要性がほぼ料金設定を決める指標になり、地域値から現実的な数字を算出します。
なんとなくで料金は決めたらダメ!
4.最後に
出店において有能な経営者の方の言葉を引用すると、準備の段階で80%は結果が決まる。
補足すると、残りの20%のエラーも準備していれば対応できるということです。
夢や理想は尊く、素晴らしいことだと思います。
しかし、現実的に物事を考え分析して行動をしないと、予想だにしない落とし穴に見舞われます。
準備を怠らなければ、予想できる落とし穴です。
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