美容師の方はあまり知る必要もないですが、転職市場では「35歳までが限界」という説があります。
これは技術職である美容師にはあまり当てはまりませんが
美容師でも35歳以上で転職する方は少数派に感じます。
令和になってからは限界説が変わったって聞いたことあるよ!
これは以前からの勘違いもあるんだけど、限界なんじゃなくて難易度が上がるだけなんだよ。
では30代で他の美容室に転職する方の場合と、異業種に転職するならオススメの資格を紹介していきます。
1.転職で30代美容師が求められることは
大きく分けて2つの部分で求められることがあり、これは給与にも直結します。
・美容師としての部分
技術力はもちろんですが顧客数や売上、現在ではSNSの発信力も評価に入る項目です。
・キャリアとしての部分
スタッフ育成、教育ができるかできないかが分かれ道になります。
できるだけで売上などがある程度ついてくれば管理職を任されやすくなります。
育成、教育ができるのってそんなに大事なの?
自分をお店に売り込む上でもアピールポイントになるよ。
2.異業種に転職するなら30代美容師にオススメの資格3選
・プロジェクトマネージャー(PMP)
プロジェクトの計画、実行、管理に関するスキルを磨くことで、異業種でのキャリアチャンスを広げることができます。
・デジタルマーケティング資格
オンラインマーケティングのスキルを身につけることで、デジタル領域での仕事にチャレンジできます。
・中小企業診断士
中小企業の経営者等からの依頼に応じて、企業の経営内容を診断し、改善方法を提案して支援する。
かなり高難度の資格ですがコンサルタント業務の肩書きには最適。
資格の勉強にオススメ。
ちなみに私はメインとしてはデジタルマーケティング系の職種になります。
資格など関係なくオススメの業種は下記投稿をチェック
3.転職ではなく、フリーランスという選択肢も
例えば中小企業診断士であれば、資格を取得し一般的な企業に勤めるのもいいですが
さらにステップアップし、フリーランスとしてコンサルタント業務を請け負うのも良いと思います。
フリーランスってそんな簡単になれるの?
私もフリーランスだけど、最初はクラウドワークスやランサーズで案件をして、実績をつくって現在もやれてるよ!
では、フリーランスのメリットとデメリットをお伝えします。
メリット
・柔軟なスケジュール:フリーランスで仕事をすることで、自分のスケジュールを柔軟に調整できます。これにより、プライベートな時間や他の興味を大切にすることができます。
・クライアント選びの自由:プロジェクトごとにクライアントを選ぶことができるため、自分の興味や得意分野に合った仕事を選ぶことができます。仕事にやりがいを感じやすいです。
・収入のポテンシャル:成果に応じて報酬が得られることが多く、プロジェクトやクライアントによって収入の幅が広がります。成功すれば、安定した収入を得ることも可能です。
デメリット
・収入の不安定さ:フリーランスの場合、仕事の受注状況やプロジェクトの成果によって収入が大きく変動することがあります。安定した収入が得られない場合もあるため、予算管理が重要です。
・自己責任の重さ:仕事の進行や成果について全て自己責任で管理する必要があります。失敗やトラブルがあった際にも、全ての責任が自分にかかることになります。
・健康保険や年金などの自己負担: 正規の雇用者ではないため、健康保険や年金などの社会保障制度への加入が自己負担になる場合があります。
私が思うフリーランスの最大に良いと思うところは、「いつでも始めれて、いつでもやめれること」です。
資格やスキルは取得して実務経験を積んだら職種の枠に縛られず、色んなことにチャレンジしてみましょう!
4.最後に
今の業界の状況的には、一部の美容室以外はどこも人手不足です。
新卒をとる余裕のある美容室はかなり少数になってきている傾向です。
他の美容室に転職したいと思っている方にはチャンス。
今まで募集がなかった美容室も求人があるかもしれませんよ!
これは美容業界だけではなく、どこの業界も人手不足です。
異業種に転職をお考えの方は資格だけに捉われず、実務として対応できる最低限の力はつけましょう。
スキルを身につけつつ、転職したいならこちら。
資格だけで仕事をするのは士業でも難しい時代になっています。
個人のご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい!
サロ子は担当しないよ!